プロレス界トップクラスの実力者、クラウディオ・カスタニョーリ。
2022年のAEW入団後、彼はROH世界王座を2度獲得した一方で、AEW世界王座には手が届いていません。ジョン・モクスリーやブライアン・ダニエルソンなど、身近なトップスターたちが手にしてきたAEW最高峰のタイトルへの興味はもちろんあるでしょうが、クラウディオは「AEW世界王座を獲得できない可能性」を受け入れているようです。
最新のインタビューで、彼はAEW世界王座のような非常に価値の高いタイトルへの考え方が徐々に変わってきていることや、プロレスラーとして活躍する上での心構えについて次のように語りました。
誰もが世界ヘビー級王座の獲得を目指すべきなんだよ。
でも、歳を重ねるにつれて、そうした一途な集中が実は大きな妨げになる可能性があるんだな、ということに気付き始めた。誰もが主人公になれるわけじゃない。誰もがストーリーのヒーローになれるわけじゃないんだ。
だから、俺はこう考える。どうすれば最も大きな影響を与えることができるんだろう?
(Wrestling Observer)
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