現地10月9日にフロリダ州に上陸し、甚大な被害をもたらした大型ハリケーン「ミルトン」。
10日に温帯低気圧に変わったミルトンですが、記事作成時点で16名の死亡が確認されており、大規模な停電も起きています。先日は別の大型ハリケーン「ヘリーン」がフロリダ州やノースカロライナ州を遅い、アダム・コープランド(エッジ)&ベス・フェニックス夫婦も被災しました。
ミルトンは、プロレス界にも影響を及ぼしています。
2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが世界中を襲い、全米ツアーによる番組収録ができなくなったWWEは、MLBタンパベイ・レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドを借りて番組セットを組み、観客席にモニターを用意して自宅で番組を観戦するファンの顔を映し出すという「ThunderDome」スタイルを導入。この時期にしか見られないようなシーンがいくつも生まれました。
会場となったトロピカーナ・フィールドはミルトンの餌食となり、屋根が大破。ひどい状態になっています。
Now that the sun is up, here’s a 360-degree view of the damage Hurricane Milton caused to Tropicana Field’s roof and the inside of the ballpark. Absolutely heartbreaking 💔 pic.twitter.com/ZCtPHv6rE9
— Ryan Bass (@Ry_Bass) October 10, 2024
また、現地10月11日にCMLLへ遠征し、カタリーナと対戦予定だったAEWのトニー・ストームは、遠征が中止に。ミルトンの影響でフロリダ発メキシコ行きの飛行機が欠航になり、別の移動手段を確保できなかったそうです。CMLLは声明を発表し、このカードを別日に必ず実施することを強調しました。
ヘリーンといいミルトンといい、大型ハリケーンの影響は計り知れないものがありますね…。