WWEのレジェンドレスラーであるアンダーテイカーは、レッスルマニアの連勝記録を保持していました。
90年代から活躍する彼の連勝は21まで続きました。しかし、2014年に開催されたレッスルマニア30でのブロック・レスナー戦に敗れ、連勝はストップ。多くのファンにとっては予想外の出来事で、今でも議論の的になっています。
多くのプロレス関係者が「連勝記録は破られるべきではなかった」と考え、彼の記録を破るのがレスナーでよかったのか?という点にも様々な意見があります。アンダーテイカー自身も懐疑的で、「自分が相手を選べるなら、ローマン・レインズかブレイ・ワイアットを選んでいただろう」と語ったこともあります。
ECWレジェンドのトミー・ドリーマーは、Busted Open Radioでアンダーテイカーの連勝記録について語り、レスナーが記録を終わらせたことを徹底的に批判しました。
今でも、おそらくプロレス史上最悪の決断だったと言わざるを得ないよ。当時のブロックがそんなことをするべきじゃなかったと思う。
アンダーテイカーの連勝記録はレッスルマニアの目玉だったんだ。彼を目当てにチケットを買うファンもたくさんいた。考えてみれば、彼にはまだまだ勝つ余力があったんだよ。保証されたメインイベントだったはずだ。何を企画するか、誰が連勝記録を破るのか……そんなことは悩む必要もなかった。
あんなことは絶対にやるべきじゃなかったよ。ブロックが記録を破る必要はなかった。ああいうことは、それを必要とする誰かのためにやるものだ。時間を巻き戻して、実現を回避できればいいのにな。テイカーが負けるべきなのは、彼の最後の試合だけだと思う。
(Inside The Ropes)
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