WWE史上最大のスター選手の1人であるアンダーテイカーは、パワーと技術力を兼ね備えた選手でした。
長いキャリアの中で多くの名勝負を生み出し、ファンにとっても、彼自身にとっても強い印象を残す試合も山ほどあるアンダーテイカー。彼にとって、2009年のレッスルマニア25で行われたショーン・マイケルズとのシングルマッチは特別な試合です。
伝説的なキャリアを積み重ねてきた彼は、「対戦相手の中に、自分や自分を取り巻く伝説に威圧されている人がいる」ということに気付きました。そこで、彼はそうした相手に対して意識的に波風を立てないようにし、彼が試合をコントロールする必要があったといいます。
しかし、レッスルマニア25でのマイケルズ戦では、彼は重荷を背負うことなく自分らしさを出し、技術的なスキルを披露することができたといいます。
出演したPodcast番組で、彼はマイケルズ戦を振り返り、次のように語りました。
あれは、技術的なレスリングマッチとしては、おそらく俺の最高の試合だな。とても楽だったよ。
俺がやるべきことは、ただ自分らしくリングに立つことだけだった。ショーンのことはショーンが把握していると分かっていたからな。彼は本当に相性の良い選手の一人だ。あの夜は魔法のようだったよ。
(Wrestling Inc)
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