WWE殿堂入りレスラーのカート・アングルは、21世紀のプロレス界に欠かせない存在です。
アマレスの猛者からプロレスへ転向し、首の負傷や薬物依存に苦しみながらファンを魅了してきたエンターテイナー。WWEではビンス・マクマホンのもとでスターとしてプッシュされ、期待に応え続けました。
そんな彼にとって、一般的には手腕に賛否両論あるビンスはどのような存在なのでしょうか。最新のインタビューで、彼は「ビンスが死んだら地獄行きは確実だ」とジョークを飛ばしつつ、バンスのクレイジーな側面などについて語りました。
2006年に険悪な形でWWEから退団し、2017年に復帰した時のビンスとの会話について:どうなるか分からなかったから、早めに済ませたかったな。
復帰した時、ビンスのオフィスに行って、まず最初に「すまない。あんな形で辞めて申し訳なかった。離れている間、あなたやWWEについて酷いことを言って本当に申し訳なかった」って言おうと思ってた。
そしたらビンスは俺を抱きしめて「もういいんだ。それは過去のこと。気にするな。今は現在を生きてる。これからのことを考えよう」って。その後は、もう心配しなくていいって分かった。許してくれたんだって。もちろん忘れてはいないだろうけどね。
でも、そうしてくれたのは本当にクールだったし、俺も安心できた。それが一番大事なことだった。
彼は完全に狂ってるよ。時々、まるで俺をぶん殴りたいような目つきをするんだ。
ビンスにはそういうところがあって…なんていうか、ビンスのことは本当に分からない。すごく複雑な人物で、とんでもないことをする。
WWEのオーナーでCEOなのに、あんなことをするなんて、マジで何考えてんだって感じ。お前はボスなんだぞ、そんな狂ったことできないだろって。具体的なことは言えないけど、プライベートな話も多いし。
でもビンスは本当に特別な人物だよ。死んだら地獄行きは確実だな笑
(Inside The Ropes)