2025年3月のElimination Chamberで衝撃のヒールターンを果たしたジョン・シナ。統一王者として暴れまわっていますが…。
2025年末に現役から引退する彼にとって、一つひとつの出番が非常に重要です。ヒールとして、これまでにないパフォーマンスを披露してファンを沸かせているシナ。彼のヒールターンは成功した……と考えている人ばかりではないようです。
レジェンドレスラーのトミー・ドリーマーは、Busted Open Radioでシナのヒールターンについて持論を展開。「成功していない」と否定的な考えであることを明かしました。
ヒールターンは正直、成功してない。みんなが彼を応援するからだ。
でも彼に新たな対戦相手を与える効果はあった。シナはベストを尽くしているけど、それでもファンが支持し続けてしまう。例えばオースティン・セオリーやグレイソン・ウォーラーが同じことをやっていたら、間違いなく超悪役になっていたと思う。でも、シナだからみんなの反応が違うのさ。
シナが「プロレスを壊す」という宣言を本当に徹底できていない点が、悪役として突き抜けられない要因だと思うね。自分がシナの立場なら、SNSや公の場でも完全にヒールキャラを演じきれるはずだ。でも、シナはWWE外部でのしごとも多いし、完全に悪役を演じきるのは難しいんだよ。
今のシナの立場では、ヒールを貫くのは難しい…。数年後、シナのヒールターンはどのように評価されているのでしょうか。
(Wrestling Inc)
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