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ブレット・ハートがチョップ嫌いを語る「グンターのように他人をわざと痛めつけるレスラーは嫌い。チョップは時間の無駄だろ」

インタビュー

プロレス界屈指のテクニシャンとして大活躍したブレット・ハート。彼のプロレス哲学は、観客が大盛り上がりするグンターのチョップに否定的な立場です。

WWEのトップヒールとして大暴れするグンターといえば、あまりにも強烈なチョップ。他の誰にもできないようなパワフルかつ痛みの伝わる必殺技で、これまでに何人ものレスラーを痛めつけてきました。

しかし、ブレットは「いたずらに対戦相手を痛めつけるだけの技なんて時間の無駄」だと考えています。以前、彼は2022年の Clash at the Castleで行われたグンターとシェイマスの試合を痛烈に批判していましたが、最新のインタビューでその詳細を語りました。

自慢したいわけじゃないが、最高のプロレスは「本物に見せること」が全てだ。それが俺のスタイルだった。できる限りリアルに見せてきた。でも、グンターみたいな、他人をわざと痛めつけるレスラーは嫌いだ。リングで本気で痛い思いをするのは論外だ。特にチョップなんて。誰がチョップで勝負を決めた?時間の無駄だろ。

 

父スチュ・ハートはよくレスラーにこう言っていた。「チョップで勝った奴なんていない」。その通りだ。チョップはただ痛いだけだし、見栄えもしない。音はデカいが、やられても痛いだけだよ。

 

リック・フレアーと30分試合をやると、15発くらいチョップされる。次の日は胸がアザだらけで、シャツを着るだけで痛い。なぜこんなに痛いんだ?って目覚めることがあった。リック・フレアーは「これはショーだ」って分かってるのか?って思ってた。リアルな痛みをロッカールームへ持ち帰る必要はない。そういうことを繰り返すレスラーを俺はリスペクトしない。

 

グンターには、直接「そんなのはクソだ」と言った。誰かを本気で傷つけるのはプロ失格だ。俺はどんな相手とも怪我させたことはない。試合後、控室に戻っても俺の蹴りや踏みつけが痛かったなんて誰も言わなかった。俺の技は痛そうに見せることが美学だったが、絶対に相手を傷つけなかったぞ。

(Wrestling Observer)

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