AEW設立の中心メンバーとなったコーディ・ローデスとヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン)。今はお互いに異なる団体で活躍している彼らですが、いつか再会の時を迎えるかもしれません。
2022年に古巣WWEへ復帰したコーディは、一貫してトップベビーフェイスとしてチャンスを与えられ、しっかりと結果を残しています。HHH体制のWWEで「主人公」のような活躍を見せ、世界中のファンを沸かせています。
一方、バックスは「極悪副社長」としてAEWの番組で暴れまわり、トップクラスのタッグマッチを生み出し続けています。先日開催されたAll Inでは、ウィル・オスプレイ&スワーブ・ストリックランド組との試合に敗れ、「副社長」の座を失いました。
AEWの象徴的存在であるバックス。Dynamite最新回では、副社長ではなくなった2人が豪華な車や控室を失って戸惑う姿が描かれ、キャラクターの方向性が揺らいでいます。そんな状況に、元TNA社長のスコット・ダモールは「AEWとの別れ」を予想しているようです。
All Inでヤング・バックスを破ったのは、これからのAEWを担っていくオスプレイとスワーブだった。一方で、バックスはレスラーとしても経営陣としても、AEWでやり尽くしたんじゃないかな。
AEWの旗揚げ前、WWEは本気で彼らの獲得を狙っていた。これは公然の事実だ。だから、すぐではないにしても、バックスの二人がレッスルマニア出場のためにWWEと契約する日が来るかもしれない。コーディ・ローデスがそうしたように。
2023年8月、当時The Eliteメンバーだったバックスとケニー・オメガ、そしてハングマン・アダム・ペイジはAEWとの長期契約延長にサインしました。しかし、プロレス界では「契約満了後の選択肢」は常に議論の対象であり、WWEが再び動く可能性も否定できません。
バックスが次に進む道は、再起か、退団か、それとも……。今後の展開に注目が集まります。

(Fightful)
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