サウジアラビア大会Night of ChampionsでのCMパンクとジョン・シナのライバル対決に向けたストーリーでは、2人の歴史を振り返る2つの名シーンが生まれました。
1つは、シナが披露した「逆パイプボム」。2011年にパンクがシナを蹴散らした直後に披露した歴史的なマイクパフォーマンスの仕返しを見事に決めました。
そして、もう1つはパンクの「Punkanomics」プロモ。ワル学博士時代のシナを真似したラップを披露し、大きな話題になりました。
最新のインタビューで、シナはPunkanomicsプロモについて振り返り、徹底した準備をした上で本番に臨んでいたこと、ファンからの評価に満足していることを明かしました。
あれは徹底的なリサーチが必要だった。ジョンの話し方や間合いを何度も見直して、どうしたらいいのかを探っていったんだ。ラップバトルの名人が友達にいるから、手伝ってもらった。
みんなは俺にパイプボムの第二弾を望んでいたみたいだけど、同じことを繰り返すのは嫌だったんだ。王道を期待されたら、その逆を行きたくなるものさ。
あの一週間は特別だったな。これがシナとリングを共有する最後の機会になるかもしれないと感じていたから、何か特別なことをしたかった。
自分を追い込んだ時に一番良いものが生まれる。みんなが覚えていてくれる瞬間になったと思うよ。
Punkanomicsの日本語訳は以下の記事で紹介しています。

【WWE】「これがパンク式ワル学だ!」CMパンクがジョン・シナをラップ調で挑発
パイプボムのオマージュをやられたのだから、しっかりとやり返す。SmackDown最新回で、CMパンクがジョン・シナに仕返しです。 先週のSmackDownで、シナは14年前にパンク...
(Fightful)
あわせて読みたい

【AEW】ヤング・バックスは「いずれWWEへ行き、コーディ・ローデスと再会するかも」?元TNA社長スコット・ダモールが大胆予想
AEW設立の中心メンバーとなったコーディ・ローデスとヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン)。今はお互いに異なる団体で活躍している彼らですが、いつか再会の時を迎えるかもしれま...

【WWE】ポール・ヘイマンがブレイ・ワイアットの天才さを語る。「表現にためらいがない。周囲が疑問に思っても、本気でやり抜く」
2023年に急死したブレイ・ワイアット。そのクリエイティビティはプロレス界屈指のもので、今も大きな影響力を持っています。 難解なキャラクターや試合内容に賛否が巻き起こることもありま...