7月開催のPPV・All Inで、ヤング・バックス(ニック&マット・ジャクソン)はウィル・オスプレイ&スワーブ・ストリックランド組に敗れ、副社長の座を失いました。
その後、AEWは彼らへのぞんざいな扱いを続けています。権力を失った彼らに気を使う必要もなく、名前を紹介する必要もない…。スタッフたちからいかに嫌われていたかがよくわかります。
Young Bucks got no entrance and their nameplate graphic says “Talent Name”
😭😭😭😭😭😭#AEWDynamite pic.twitter.com/HO27gYY3pN
— WrestlePurists (@WrestlePurists) July 31, 2025
リムジンも専用のロッカールームも失い、まともな入場演出すら得られない状況を、彼らは心から楽しんでいます。最新のインタビューで、彼らは「自虐が好きだし、こういう役柄を演じるのが俺たちの天職だ」と考えていることを明かしました。
ニック:俺たちは自虐ネタが大好きだ。自分がネタにされるのを楽しめないなら、そもそもプロレスラーに向いてないよ。
それに、キャラクターを進化させるのも好きだし、今の状況はまさにそれを与えてくれている。クリス・ジェリコのように常に時代に合わせて変化してきた先輩たちに学んでいるし、そこに誇りを持っているよ。
マット:義母や子どもたちが「今のあなたを見てると恥ずかしくなる」と言ってくるけど、それを「これ、俺たちのアイデアなんだよ」って笑いながら答えてるよ。
こういう役柄を演じるのが俺たちの天職なんだ。大抵のレスラーはこうしたストーリーをやりたがらないけど、だからこそ逆にやりたくなる。自虐には独特の魅力があるし、面白さとリングでの実力の両方を見せられるのも才能の一つだ。カート・アングルがその好例だよね。これからは、全方位型のエンターテイナーになれると思う。
こうした状況ではありますが、世界トップレベルのタッグチームであることは変わりません。実力で周囲を認めさせ、再びまともな地位を確立したいところです。
(Fightful)
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