ベテラン黒人レスラーたちのユニット、ハート・シンジケートにネガティブな報道がありました。
MVP、ボビー・ラシュリー、そしてシェルトン・ベンジャミンの3人によるこの実力派ユニットは、AEW世界タッグ王座を獲得するなど主にタッグ戦線で結果を残しています。しかし、バックステージでは、主にMVPが揉め事の中心になっているようです。
Fightfulによれば、MVPは「新しいスターを生み出すために活動している」と公言している一方で、「勝たせる必要がない」と感じるチームには負けたくない意向を示しているといいます。その対象になっているのが、FTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)とJetSpeed(ケビン・ナイト&マイク・ベイリー)です。
FTRへの「負け拒否」
FTRは世界トップレベルのタッグチーム。ハート・シンジケートとの対戦が実現したら大盛り上がりになるはずですが、直接対決が実現したことはありません。
Fightfulによれば、MVPが「All InとDouble or NothingでFTRに負けるのは受け入れられない」と拒否したのだとか。その理由は「もっと若いチームに負けたい」というものでした。
MVPとマイク・ベイリーの確執
これからのAEWを担っていくナイトとベイリーによるJetSpeedは、まさにMVPにとって「絶好の相手」のはずです。しかし、彼はJetSpeedへの敗北も拒否しています。
その背景には、MVPがベイリーを「個人的に嫌っている」ことがある、と報じられています。しかし、彼がなぜベイリーに苦手意識を持っているのかは不明です。
ハート・シンジケートが「負けてもいい」と考えているチームには、The Outrunnersやプライベート・パーティーらがいるようです。しかし、シンジケートは過去に彼らに勝利しています。
ラシュリーやベンジャミンに関するネガティブな話はないので、MVPが暴走しているということなのでしょうか…。
(Fightful, SESCOOPS)
あわせて読みたい

