WWEから解雇されたアンドラーデに対し、ファンからは「WWEは才能を活かしきれなかった」などと批判の声が上がっています。
会場からの帰宅を命じられるほどの規律違反、ウェルネスポリシー違反などの問題を起こしていたとされるアンドラーデ。自ら才能を無駄にしてしまった感もありますが、2024年初頭の契約から現在に至るまで、彼が獲得したタイトルはWWE Speed王座のみでした。もっとチャンスを与えるべきだった…という意見も、決して的外れではありません。
しかし、彼がまたしてもメインロースターとして期待された結果を残せなかった背景には、様々な要因があります。WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、自身のPodcast番組で彼の足を引っ張ってしまった「ある要因」を語りました。
流暢に英語を話せないことは、確実に足かせになる。だからこそ、エディ・ゲレロが大きく成功できたんだ。彼はスペイン語も英語も自在に操れたからな。
だから、アンドラーデの場合、それが少し足を引っ張ったのかもしれない。こう言うと反発を受けるかもしれないが、俺は真実を語っているつもりだ。
何が起きたのかはわからない。ただ、アンドラーデが戻ってきてから、あまり使われていなかったのは確かだ。リングで彼が実力を発揮している姿をほとんど見なかった。
彼はとんでもなく優れたレスラーだ。俺はずっとアンドラーデを本当に優秀なレスラーだと思っていた。ルチャドールとしての実力を少し早く見せすぎた感はあったが、アメリカンスタイルをほぼ完全に習得した上で空中殺法までやり始めた時は「この男は本当にすごい」と思ったものだよ。
AAAに移籍する可能性はあると思う。彼はAAAの大会に関わっていたようだし、レイ・ミステリオらと一緒に記者会見に出ているのも見た。
彼のようなレスラーを「もういいや」と忘れてしまうのは惜しい。AAAにとって間違いなく大きな戦力になるだろう。ただ、それを本人がやりたいかどうかはわからない。俺は可能性を提示しているだけだ。アンドラーデはとにかく素晴らしいからね。
(WrestleTalk)
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