現地12月13日開催のSaturday Night’s Main Eventで引退するジョン・シナ。
今後、WWEでは彼の引退試合の相手を決めるトーナメントが開催され、WWEのみならず他団体からもレスラーたちが参加する見込みです。「恩返しをしたい」と語るシナの相手を務める有力候補には、グンターやドミニク・ミステリオの名前が上がっています。
しかし、このトーナメントに他団体のレスラーの参加が示唆されていることで、あの2人のAEW所属レスラーの出場待望論が浮上しました。シナのライバルだったアダム・コープランド(エッジ)、そしてクリス・ジェリコです。
ジェリコとAEWの契約は2025年末で満了する予定ですが、エッジの契約はまだ続くと見られています。タイミング的に、トーナメント期間中もAEWの契約下にある可能性は高そうです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、「彼らの契約状況を考慮すると、トーナメントへの参加は不可能だ」と指摘。プロレス界はNever Say Neverですが、WWEを忌み嫌うトニー・カーン社長率いるAEWからWWEへ参加するのは現実的ではありません。
その一方で、TNAやGCWといったWWEと協力関係にある団体から、マット・カルドナ(ザック・ライダー)などが出場する可能性はあるだろう、とメルツァーは指摘しています。今年、シナはCMパンクとの抗争中に「クラウディオ・カスタニョーリ!ニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)!マット・カルドナ!元気か?」という衝撃的なプロモを披露したことが話題になりました。クラウディオはAEW所属ですが、TNA所属のネメス、そしてカルドナなら可能性はありそうです。

一部のファンからは「どうかシナにはザ・ミズと戦ってほしい」など、対戦を見たいと願う選手の名前が多く挙がっています。あと1ヶ月の間に何が起こるのでしょうか…。
(Wrestling Observer, Inside The Ropes)
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