大ベテランのMVPは、2020年から続くボビー・ラシュリーとの共闘の中で、彼の格を保つためのアドバイスを続けています。
自身のPodcast番組で、彼はラシュリーが「いい奴」すぎてどんな技でも受けようとしてしまうことや、それをなんとか制御していることを明かしました。ラシュリーは「黒いブロック・レスナー」でいるべきで、何でもかんでもしてはいけない…という哲学に基づくアドバイスのようです。
ボビーは、彼に与えられるダメージの大きさに比べて、あまりにも「いい奴」すぎるんだ。本当にいい奴で、相手に譲りすぎてしまう。
だから、他の連中がボビーにあれこれ技をかけたがるんだけど、ボビーは「うーん」って感じで受け入れようとする。そこで俺が「いやいや、彼にそれはやらせないぞ」って割って入るんだ。ボビーは「信じられない…」といった様子で何かボソボソ言ってるけどな。
そんな時、俺はボビーの対戦相手に言うんだ。「ダメだ、分かるだろ、それは無理だ。お前、ブロック・レスナーにそれをやるか? やらないだろ。いいか、彼は『黒いブロック・レスナー』なんだよ。だからダメだ。スープレックスもダメ、パワーボムもダメだ。お前ごときがやっていい相手じゃない」ってな。
受ける技を制限することで強さや格を示す。相手に合わせすぎてはダメ…。ベテランらしい経験に基づいたアドバイスなのかもしれません。
(WrestlingNews.co)
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