ジョン・シナが引退試合でグンターのスリーパーにタップアウトしたことは、今後も議論の対象になり続けるでしょう。
決して諦めない姿勢をファンに伝え続けてきたみんなのヒーロー。彼は長いキャリアの締めくくりで「ギブアップ」し、WWEのこれからをグンターに託しました。この結末にはファンからの反発が大きく、チーフ・コンテンツ・オフィサーのHHHには大きなブーイングが浴びせられました。
この結末を決めたのは誰だったのか?レスリング・オブザーバーによれば、これはシナ自身が望んだことであり、HHHがそれを承認する形で実現したものだったのだそうです。これは、2024年に行われたスティングのAEWでの引退試合とは対照的。スティングの場合、トニー・カーン社長や対戦相手のヤング・バックスが強く主張したことで、スティングが勝利して有終の美を飾っています。
シナがタップアウトを望み、HHHはその意見を変えることなく受け入れた。別の形で負けることも提案できたはずなのに、タップアウトを許した…。こうした背景を知ると、ファンからHHHへ浴びせられたブーイングの「矛先」こそ合っているものの、なんとも言えない気持ちになりますね。
(Wrestling Observer)
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