2025年のジョン・シナ引退ツアーで、かつてのライバルだったザ・ミズはシングルマッチで対戦する機会を得られませんでした。
一部ファンからは「シナの引退試合の相手はミズしかいない!」という声も挙がっていましたが、ランディ・オートンやCMパンクがラストマッチを実現する一方、彼は最後までそのチャンスがないまま。このことに悲しむファンもたくさんいるでしょう。
その気持ちはミズも同じ。しかし、彼は2024年の交流で「納得」しているようです。シナの引退試合が行われたSaturday Night’s Main Event終了後、彼はInstagramでシナへの思いを語りました。2024年のレッスルマニア40明けのRAWでRトゥルースと共にシナとトリオを組んで戦ったあの瞬間が、ミズにとっての「完璧なラストマッチ」だった…。
一年中、ずっと言い続けてきたよな。ジョン・シナともう一度だけ戦いたいって。もう一度あの瞬間を、もう一度抗争を、最後の戦いをってな。
でも正直なところ……2024年、レッスルマニア翌日の夜にジョン・シナとタッグを組んだことがあっただろ?あのリングで彼の横に立ったこと……あれこそが、完璧なラストマッチだったんだ。ライバルとしてじゃなく。敵としてでもなく。チームメイトとしてな。
ジョンは、俺にこのビジネスを教えてくれた人だ。彼の労働意欲、準備、責任感を見てきた。会社を背負うことの意味、そして毎晩誇りを持ってショーに出続けることの意味を教わったよ。時が経つにつれ、その学びはリスペクトへと変わっていった。
そしてそのリスペクトは、それ以上のものに変わった。対等な仲間として彼の隣に立つチャンスを得たんだ。それですべてが繋がったのさ。
基準を作り上げてくれてありがとう。俺をもっと良くしようと背中を押してくれてありがとう。数々の瞬間、教訓、そしてレガシーをありがとう。ありがとう、ジョン。

(WrestlingNews.co)
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