惜しまれつつ活動を停止したNXT UKの代役を務めるはずだったブランドは、すっかり噂を聞かなくなってしまいました。
2022年8月、WWEはNXTブランドをヨーロッパ全土へ拡大する「NXTヨーロッパ」構想を発表。各国から人材を発掘・育成し、メインロースター昇格への道を構築することが目的でした。しかし、計画はなかなか実行されません。
クリエイティブ責任者のHHHは「計画は進行中だ」と発言したこともありましたが、レスリング・オブザーバーによる最新の報道では、「WWE内部ではNXTヨーロッパに関する会話がほぼ完全になくなっている」そうです。もはや、お蔵入りしてしまったアイデアなのでしょうか…。
WWEはヨーロッパ各地でPLEを大成功させており、今こそNXTをヨーロッパへ拡大するのに最適なタイミングだ!と考えるファンもいるでしょう。しかし、AAAやプロレスリング・ノアなど世界中の団体との提携が進む中、専用のブランドを立ち上げなくても国際的な人材を起用できる環境が整いつつあります。NXTヨーロッパ、ぜひ見てみたいですが…。
(Wrestling Observer)
あわせて読みたい

【WWE】アンダーテイカーが現代のロッカールーム文化に苦言「TikTokなんて撮るな!試合見ろ!」
現役時代はロッカールームのリーダーとして仲間たちを率いたアンダーテイカー。現役を退いた今、ネット文化に染まったロッカールームに物申したいようです。 プロレスラーがファンとのつながり...

【WWE】ジョン・シナの唐突なベビーフェイスターンに批判の声…「ファンへの罵倒はどうなった?ブッキングの崩壊だろ」
SummerSlamを前にベビーフェイスターンしたジョン・シナ。ファンを罵倒するヒールキャラは大きな話題になっていましたが…。 2025年末に引退するシナは、3月のEliminat...