ジョン・シナ引退試合後、プロレス界がこのような形で盛り上がると予想していた人は少なかったでしょう。
グンターとの引退試合で、シナはタップアウト負け。ネバーギブアップの男がギブアップする形で現役生活に別れを告げました。会場のファンはこの結末に怒りを爆発させ、HHHやグンターを相手に大ブーイングを浴びせました。
しかし、HHHが「我々は正しいことをしなければならない」と語っているように、シナが負けて引退することを予想していた人は多かったはず。そして、あの結末について、シナのライバルだったザ・ミズが支持を表明しています。
まさにジョン・シナの最後の試合で起きるべきことだった。正しい人間に白羽の矢が立ったんだ。グンターが指名され、そして成功した。お前らはブーイングするかもしれないが、彼にはそれだけの価値がある。
俺は彼と戦ったことがあるけど、ファンはないだろ?俺には分かるんだ……あいつはこのプレッシャーに耐える準備ができているってな。ジョン・シナを排除し、シナに「ギブアップだ」と言わせた人間になる準備ができていたんだ。さて、次に何が起きるか楽しみだ。
また、彼はシナの引退試合の相手がグンターに決定したことへの不満にも反論しました。
グンターを見ろ!好むと好まざるとに関わらず、彼こそがWWEの未来だ。
「でも、彼はもう30代後半だろ?」と言う連中もいる。でもな、彼は今が全盛期なんだ。俺はグンターと戦ったことがある。リングで肌を合わせたんだ。彼がいかにヤバくてで、どれほどのダメージを与えられるか知っている。それに、俺と戦った時、誰が俺をベビーフェイスにしてくれたと思う? グンターだよ。グンターがスリーパーをかければ、説得力がある。
グンターがやることは何でも説得力があるんだ。彼こそがまさに、ジョン・シナと戦うべき相手だったんだ。このブーイングの連続を見れば分かるだろう。
ジョン・シナのキャリアを少し考えてみてくれ。彼はいつも誰と戦ってきた? 会場から追い出されるような大ブーイングを浴びる、最恐最悪のヒールだ。スーパー・シナはそういう奴らと戦い、通常は勝ってきた。するとファンは「ああ、ジョン・シナか、彼は誰にでも勝つ。我慢ならないよ、スーパー・シナには!」となる。
だが今回はどうなった? ジョン・シナは正しいことをしたんだ。タップアウトし、グンターにギブアップしたんだ。
(WrestlingNews.co)
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