2023年のAll Inのバックステージで、後のプロレス界を変える事件が起きました。
それは、CMパンクとジャック・ペリーの喧嘩。以前から諸問題を起こしていたパンクはAEWから解雇されWWEへ復帰し、ビッグスターとして活躍しています。一方のペリーはAEWに残りました。
ビッグスターの移籍につながる大事件。ペリーにも批判の声が多数寄せられ、精神的に辛い時期を過ごしていたようです。
最新のインタビューで、彼はこの事件を振り返り、ネガティブな経験からポジティブな学びを得たことを明かしました。
あの経験からすごく成長したと感じてるよ。でもその成長の糧になったのは…「痛み」って言うと大げさに聞こえるけど、あの期間の大部分は決して楽しい時間じゃなかったからね。
ある意味、あれで俺は本当に解放されたんだ。今となっては、あれ以前のことが別の人生みたいに感じるよ。当時を振り返ると、自分の中にあった大きな要素は…バカみたいに聞こえるけど、「とにかくみんなに好かれたい」ってことだったんだ。テレビに出るようになってまだ日が浅かったしね。
小さい頃からの夢の仕事だったから、完璧にやりたかったし、みんなに好かれたかった。実生活ではそんなこと気にしないんだけど、これは別物だったんだ。すべてを細かく管理して、完璧にしたかったんだよ。
だから、それに届かない時はひどく落ち込んだ。何かに失敗するのはいつだって最悪だけど、あんな公衆の面前でやらかして、何百万もの人間に「お前はクソだ」とか言われるのは、さすがにキツイよ。
特定の個人名は挙げずに、彼はこう結論づけました。
そんなあれこれを経て、ついに気づいたんだ。「俺が何をしようが、絶対に俺を好きにならない連中はいる」ってことにね。
ある意味、それは本当に自由を感じる瞬間だった。もうそんなこと気にしなくていいんだ、じゃあ俺自身は何をしたいんだ?って考えられるようになったからさ。
彼の存在感はパンクほど強くありませんが、まだ28歳の彼がビッグスターになる可能性はまだ十分に残されています。この学びを活かし、より成長していく姿を見たいですね。
(Fightful)
あわせて読みたい

