AEWに所属するレスラーたちは、他団体と比べ「クリエイティブの自由があること」に魅力を感じている傾向があります。
WWEのような大手団体で、自分の意見を通すことのできる選手は極一部のトップ層だけ。しかし、AEWにはレスラーたちが自分の意見を通しやすかったり、プロレス以外のプロジェクトに取り組むことができる環境があります。
とはいえ、レスラーたちが自由に何でもできるわけではありません。トニー・カーン社長は、最新のインタビューでAEW全体のクリエイティブ・コントロール(決定権)について語り、レスラーからのアイデア提案は歓迎するものの、最終決定権は常に自分にあると宣言しました。彼は、過去に会社が「協調性を重視しすぎていた」部分があったことを認めつつ、現在はストーリーテリングの一貫性を保つためにバランスを取り戻したと述べています。
クリエイティブ・コントロールなんてものは存在しない。それを持っているのは俺だけだ。どのレスラーもそんな権限は持っていないよ。
もちろん、スタッフやコーチ、レスラーたちが一緒になってアイデアを出し合う自由は大いにある。俺は地球上で最も協調性のある人間の一人だからな。そうやって俺は複数のスポーツで成功し、世界最高のスポーツ分析エンジニアリング企業「トゥルー・メディア」を築き上げてきたんだ。
だからこそ、俺たちは素晴らしいことができる。世界中のパートナーやメディアパートナーと仕事をするのが大好きなんだ。プロレスにおいて、俺たちは本当に協力的だと思うし、AEWが絶好調な時はまさにそうだね。レスラーがアイデアを持ち込み、俺もアイデアを出し、一緒に作り上げていく。それが俺の好きなやり方だ。
また、彼はレスラーたちから上がってくる意見をショーにどうやって取り入れるか…というプロセスも明かしています。
素晴らしいアイデアが出てくることも多くて、俺が「それはいいアイデアだ」と言うこともある。でも時には、必ずしも上手くいかない場合もあるんだ。アイデア自体には見るべきものがあっても、タイミングやスケジュール、あるいはその他の要因で機能しないこともあるからね。
何を採用し、何を採用しないかを選ぶのは俺の仕事だ。2時間のテレビ番組という制約の中でやれることは限られているからね。レスラーやスタッフ、AEWの素晴らしい仲間たちと協力し合う方法を見つけるのが大好きなんだ。俺自身もたくさんのアイデアを出すし、自分のアイデアと他人のアイデアを融合させて、すべてをうまく機能させる方法を模索するのが本当に好きなんだよ。
(eWrestlingNews)
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