新型コロナウイルスのパンデミックは世界中のプロレス団体に大きな影響を及ぼしています。新日本プロレスは当分の大会をすべて中止し、スタッフたちに報酬を支払い続けています。
BULLET CLUBのタマ・トンガは、コロナ時代における新日本の対応、そして日本のプロレス界における新日本について、こう語っています。
日本では文化が違う。”the show must go on”(やめるわけにはいかない)という考え方とは異なる点が多いね。団体の収入は大半が興行によるものだ。それが絶たれているわけだけど、団体はスタッフを手放さないし、「誰も解雇されることはない」と安心させてくれた。日本では、団体は家族のようなものだね。
新日本は日本のプロレス界全体のことを考えているんだ。棚橋が政府の前に出ていっても、プロレス界のみんなは驚くかもしれないけど、俺たちは驚かない。彼は本当に俺たちのリーダーなんだよ。団結はロースターにも見て取れると思う。若手からベテランまで幅広い。若者を切り刻んで吐き出すような工場とは違うんだよ。日本では、プロレスに対する考え方は違うんだ。
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スタッフを安心させてくれるというのは、当本人たちにとっては本当にありがたいでしょうね。棚橋のリーダーシップのもとで団結している新日本は、コロナ時代をどう生き残っていくのでしょうか?
(SI)
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