2020年のレッスルマニアはフロリダ州タンパで行われる予定でした。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことにより開催は中止に。レッスルマニア・ウィークエンドも行われず、世界中のインディ団体にも大きな影響が及びました。
WWEはタンパでのレッスルマニア開催を決して諦めていないようです。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、なんと2021年にタンパで開催することを計画しているのだそうです。
この報道に対し、WWEは短い声明を発表しています。
我々には報告することがありません。現在の状況を考え、開催の見込みがある全てのイベントの開催地に関する情報をモニターし続けます。
2020年のレッスルマニアは最大約6万5000人を収容できるレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催予定でした。どのような会場で開催するにせよ、観客を入れるためにチケットを販売する可能性は高そうですが、不明点が多いため、メルツァーさえ多くを語ることができないようです。
ちなみに、元々2021年のレッスルマニアはロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催される予定でした。しかし、カリフォルニア州での新型コロナウイルス感染者数はピークを過ぎたものの相変わらず高い数字で推移しており、10月1日の新規感染者数は3950人。客席にファンが密集するイベントの開催は難しそうです。
一方のフロリダ州は、10月1日の新規感染者数が2628人。カリフォルニア州に比べればマシですが、安全とは言えません。ただ、州知事のロン・デサンティスはスポーツイベントに観客を動員することに前向きな姿勢を取っており、フロリダ州ジャクソンビルを拠点とするAEWは既に会場に全体キャパの15%のファンを動員しての収録を再開しています。
満員の会場で、というわけにはいかないでしょうが、カリフォルニア州よりは可能性が高そうです。プロレス界最大のお祭りはどうなるのでしょうか?