2021年、禁断の扉が開かれました。新日本プロレスのKENTA、永田裕志、成田蓮、ロッキー・ロメロがAEWに参戦したのです。両団体の緊張関係は、新日本ハロルド・ジョージ・メイ社長の退任と新型コロナウイルスのパンデミックによって大きく変わりました。
AEWで実況アナウンサーを務めるジム・ロスは、この関係がこれからも続き、拡大していくことを望んでいます。
新日本とはもっと一緒にやりたいよ。ジョシュ・バーネットと一緒に新日本中継の仕事を3年間やってたんだけど、彼らとはその時に友情を育むことができたんだよ。今のAEWのロースターたちと同じようにね。
新日本のことは応援してる。才能あふれる選手がたくさんいることも知ってるよ。オカダ・カズチカがPPVに参戦して、ケニー・オメガの持つAEWのベルトに挑戦する姿を見てみたいものだ。簡単な話だと思うかもしれないが、ここには歴史がある。バックストーリーがあるんだ。ビッグイベントが実現するまでの間、この対決に向けたストーリーを作っていくことだってできるかもしれない。プロレスのこういうところが大好きなんだよ。
新日本の素晴らしいロースターの中には、AEWと相性の良い選手もたくさんいるよね。ダービー・アリンなんか最高じゃないかな。ジェリコは新日本で働いてたことがあるし、大金を生み出した実績もある。彼のおかげで売れたチケットはたくさんあった。
この先、こういうことが起こる可能性はあるんじゃないかと思うよ。まあ、新日本との交渉を担当するグループに入っているわけじゃないから、絶対に漏らしちゃいけない情報をリークしてるわけじゃない。こう思っているよ、というだけの話だ。でも、「新型コロナウイルスに関する状況が世界的に解決されることがあれば、可能性はある」と考えるのはおかしなことじゃないだろ?今年じゃないだろうけど、いつかは実現すると思う。AEWも新日本も消えてなくなるわけじゃないし。
AEWと新日本には仲良くしてもらいたいと思います。
(DAZN)