2019年のAEW設立に大きく貢献し、副社長兼レスラーとして活躍したCody。
彼は常に団体の顔の1人として注目を集めていましたが、AEWで彼が最も輝いた瞬間は、旗揚げ興行「Double or Nothing」での兄ダスティン・ローデス戦でしょう。
ダスティ・ローデスの息子、兄弟、ライバル。複雑な思いを抱えた2人の試合は、ダスティンが頭部から大流血するアクシデントに見舞われたものの、見る者の心を激しく動かすドラマチックな試合となりました。試合後の2人のやりとりも含め、ローデス家に生きる2人のキャリアが1つの到達点を迎えた瞬間だったと言えるでしょう。
この試合について、ダイヤモンド・ダラス・ペイジは「10年に1度の試合だった」と非常に高く評価しています。
あの試合はオールドスクールとニュースクールが混在していた。何かをするためには必要な融合だったと思うんだよね。ビンス(・マクマホン)はその辺のことを信じていなかったから、彼ならあの試合を許さなかっただろう。しかし、Codyはやってのけた。俺にとってはここ10年で最高の試合だよ。
ファンも納得の試合だったし、あれに納得するAEWファンのことが大好きだね。ECWのファンを連想しちゃうんだけど、実際にはちょっと違う。ただ、ファンはあの試合の始まりから終わるまでに参加してたんだよ。
血と、汗と、涙。リアルだ。彼らはやってのけた。
CodyはAEWから去りましたが、あの試合の感動と興奮は永遠です。
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