PPV「ALL OUT」はAEWの歴史に汚点を残すことになりました。
ジョン・モクスリーを下してAEW世界王座を戴冠したCMパンク、そしてAEW世界トリオ王座の初代チャンピオンになったケニー・オメガ&ヤング・バックス組は、ショー終了後の大喧嘩が原因で王座を返上することになりした。ケニー&バックスには出場停止処分が下されています。CMパンクの今後は未定です。
Fightfulは大喧嘩の続報を報じています。まず、喧嘩の舞台になったのはパンクのロッカールーム。バックスが部屋を訪れたもののパンクがドアを開けようとしませんでした。この後、バックスがドアを蹴り開けたという噂もありますが、バックスと親しい人物によれば、バックスは言うほど攻撃的にドアを突破したわけではなかったようです。意見が割れており、どちらが正しいのかは不明です。
先に仕掛けたのはパンク。彼がマット・ジャクソンに突然パンチしたことで大乱闘が始まりました。ニック・ジャクソンが仲裁に入ると、パンクの友人エース・スティールがニックに椅子を投げつけ、ニックは目の周りを怪我してしまいました。
気の毒なのは、バックスと一緒にロッカールームへやってきたケニー・オメガです。彼はパンクの愛犬ラリーが騒動に巻き込まれるのを避けるために別の場所に移動させた後、揉み合いになっていたニックとスティールを引き離そうとしたところ、スティールから髪を引っ張られ、さらに噛みつかれたのだとか。
3人の他に、その場にいた関係者たち(ブランドン・カトラー、中澤マイケル、パット・バック(プロデューサー)、そしてクリストファー・ダニエルズ)も出場停止処分の対象になってしまいました。トニー・カーン社長はクリエイティブの大幅な路線変更を強いられることに。災難ですね…。
(Fightful. WrestlePurist)