交通事故で亡くなったジェイ・ブリスコの遺族には継続的な支援が必要です。
彼と一緒に事故にあった2人の娘たちも重傷を負い、今も病院で治療を受けています。精神的なダメージも大きいでしょう。
プロレスコミュニティは遺族への支援を続けており、オンラインでの寄付活動は目標金額20万ドルに到達した後も続けられ、 AEWは彼の追悼Tシャツを販売してその収益を遺族へ寄付しています。
ジェイは一度も AEWのリングに上がりませんでしたが、彼がレギュラー参戦していたROHのオーナーは AEW社長のトニー・カーンで、 AEWのロースターには彼と戦った仲間たちがたくさんいます。
Podcast番組「What Happened When」に出演したホストのコンラッド・トンプソンと AEW実況アナウンサーのトニー・シヴァーニは、トニー・カーンが非公表ながらジェイの遺族を支援していることを明かしました。
トンプソン:秘密にしたいという意思を裏切るつもりはないんだけど、これだけは言わせてくれ。トニー・カーンは俺たちが思っている通りの人間で、ジェイの遺族に対して正しいことをするだろうという噂がたくさん聞こえてきているんだ。彼はそのことをみんなに知ってほしいと思っていないんだろうし、こんなことを話すのは違うんじゃないかとも思うよ。でも、俺が言いたいのは、トニーはいろいろと批判されることもあるけど、いざという時は凄いヤツなんだってことだ。
シヴァーニ:トニーは厳しいボスで、彼のおかげでとても忙しい1週間を過ごすことになったりもする。でも聞いてくれ、プロレス界の舞台裏は難しいものなんだ。ボスとしての彼は本当に厳しいけど、とても良い人だし、本物だ。プロレスのことを愛しているし、部下の面倒を見てくれる。ショーの運営にはストレスもあるけど、彼がそういう人だからこそ、そのストレスも乗り越えられるんだ。
実際にトニーがどのような活動をしているのかは分かりませんし、公表されることもないかもしれません。しかし、もともとただのプヲタ(ただし大富豪)である彼にとってブリスコズの存在は大きなものでしょうし、ROHのオーナーとしてやるべきことをやっているのでしょう。