ボストンで開催されたRAWのバックステージに姿を見せたビンス・マクマホン。
現在、彼は団体売却に関する仕事に専念しているとされ、公式にはクリエイティブへ復帰していません。しかし、レッスルマニア39でのブロック・レスナー VS オモス戦を猛プッシュしたほか、一部のストーリーラインにも口出ししているとされています。
彼がRAWのバックステージに現れたのはジョン・シナを訪問するためだったとされていますが、レスリング・オブザーバーによれば、彼は番組収録をゴリラポジションから見守っていたそうです。番組制作のコントロールルームであるゴリラポジションは、かつて現場で指揮を取っていたビンスの指定席でした。
ショーの進行などの指示を出していたわけではないようですが、ここ最近の報道も踏まえて「みんなが知っている以上のことが起きているのでは」と考えるファンも出てきました。
報道によれば、ある選手は「ビンスがSmackDownでも現場に来るかどうかが大きな分かれ目になる」と考えているとのこと。また、ビンスは選手やスタッフたちとも会話していたようですが、あえて彼に近づかなかった選手もいたとか。
団体上層部の1人は、「ビンスが現場に顔を出したらどのような反応があるのかを試しているのではないか」と考えているとのこと。
ただ単にシナに会いにきただけなのかもしれませんが、現場に来るだけでさまざまな報道や憶測が飛び交うのはビンスの影響力の大きさを示していると言えるでしょう。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co, Fightful)
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