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【新日本プロレス】柴田勝頼がウィーラー・ユウタを下してROHピュア王座を獲得!タイトル戴冠は約6年ぶり

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ROHのPPV「Supercard of Honor」に参戦し、ウィーラー・ユウタの持つROHピュア王座に挑戦した柴田勝頼。

このタイトルは純粋なレスリングにフォーカスしたもので、タイトルマッチには特殊なルールが設けられます。ロープブレイクが3回までに制限されているほか、顔面へのグーパン禁止、制限時間内に決着がつかなければ3人の審判による判定で勝者が決まる…など、通常のタイトルとは一味違うのが特徴です。

チャンピオンのユウタもピュア王座には特別な感情を持っています。

俺は、ROHのこれまでの歴史や、これからのことを守っていかなければならない。たいまつは俺にバトンタッチされた。みんなを誇りに思わせるような活躍を見せなければならないね。

ジョン・モクスリーと共にステージへ姿を現したユウタ、そして単独でROHのリングへ乗り込んだ柴田。アメリカでROHに参戦するのは2016年以来ですが、彼の功績をよく理解している観客は彼に大きな声援を送ります。

柴田はさすがの試合運びを披露。彼にとって、ピュア王座のルールはお手の物でしょう。

ユウタもなりふり構わぬ攻撃で柴田にダメージを与えます。

しかし、柴田を上回ることはできませんでした。柴田のPKに沈んだユウタは防衛に失敗。柴田はブリティッシュヘビー級を保持していた2017年以来、約6年ぶりのタイトル獲得に成功しました。

今後、柴田はROHのチャンピオンとして防衛戦を重ねていくことになります。2022年に彼がAEWへ参戦した時、彼はブライアン・ダニエルソンとの対戦を希望していると報じられました。ユウタとブライアンは同じユニットBlackpool Combat Clubのメンバー。いつか対戦が実現するかもしれません。

この試合が名勝負となったのが何よりもうれしいです。ROHオーナー、トニー・カーンの手腕に期待ですね。

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