RAWの最新回では、ビンス・マクマホンが2022年7月の一時的な引退後に不在としていたゴリラポジションから久々に指示を出し、台本や計画を変更しました。
ビンスは会場到着直後と番組中に台本・計画を変更しました。彼はどのような計画を切り捨て、自身のアイデアを追加したのでしょうか?
【WWE】ビンス・マクマホンのクリエイティブ復帰に伴い、以前のビンス流の番組制作が復活すると報じられる
WWEを世界規模の団体に成長させたビンス・マクマホン。 彼のクリエイティブの才能は疑いの余地がなく、プロレスという枠を超えるほどのビッグスターを何人も輩出してきました。しかし、彼の...
Fightfulによれば、変更点は以下の通り。
- キックオフとして予定されていた、ダコタ・カイ、パイパー・ニブン、リヴ・モーガンの3wayマッチ(RAW女子王座ナンバーワンコンテンダーマッチ)→キックオフはオモス VS イライアスへ変更。オモスはもともと試合が予定されておらず、試合追加が決まった時点でリングギアを持っていなかった
- ラクエル・ロドリゲス、キャンディス・レラエ、イヨ・スカイ(紫雷イオ)の3wayマッチ(RAW女子王座ナンバーワンコンテンダーマッチ)→ダコタ・カイ&イヨ・スカイ VS ラクエル・ロドリゲス&リヴ・モーガンによるWWE女子タッグ王座ナンバーワンコンテンダーマッチ実施のため中止
- コーディ・ローデスが誰かと電話しているセグメント→カット
- バッド・バニーを含むと思われるLWOのセグメント→カット。バッド・バニーは番組に出演してダミアン・プリーストに攻撃される
オモスが道具を持っていなかったことからもわかるように、ビンスによる土壇場での計画変更は現場に混乱を招きます。クリエイティブの責任者がビンスからHHHへ代替わりした後はこうした光景は見られなくなり、それがバックステージの士気の上昇にもつながっていたといいます。
ビンスの復帰により、こうした光景も戻ってきたということになります。懐かしさもありますが、約9ヶ月の静寂が懐かしく思える日もそのうち来るのでしょうか…。
(Fightful, Wrestling Inc)
あわせて読みたい
グレート・ムタのWWE殿堂入り…。WWEはリック・フレアーによる紹介スピーチの内容に不満
WCWでの大活躍が広く知られているグレート・ムタ。 彼の功績は今も世界中のプロレス界で語り継がれており、彼の2023年のWWE殿堂入りに異論のあるファンはほとんどいないでしょう。レ...
【WWE】今後、ビンス・マクマホンの現場復帰が定着するのであれば、少なくとも2名の選手がリリースを要求する可能性が高いと報じられる
RAWの最新回は、久々にビンス・マクマホンの影響が非常に強い放送となりました。 番組放送開始からしばらくはHHHがゴリラポジションから指示を出していたものの、次第に同じくゴリラポジ...