RAWの最新回は波乱の一夜となりました。
2023年1月に団体売却を目的に復帰したビンスは、公的にはクリエイティブへの関与はせず、売却に向けた自らの仕事に集中していました。
しかし、レッスルマニア39ではゴリラポジションに近い自身のオフィスで働き、RAWではゴリラポジションから指示を出しました。久々にビンスプロデュースとなったものの、土壇場での台本変更などビンス流のやり方も復活し、番組内容も不評でした。
レッスルマニアとRAWの共通点は、開催地がカリフォルニアだったこと。ビンスは大移動せずに両方のバックステージで働くことができました。SmackDownの最新回は約900マイル(約1500km)離れたオレゴン州ポートランドで開催されるので、長時間の移動が必要になります。
Fightfulによれば、団体関係者は「SmackDownは重要な日になる」と語り、もしビンスがやってくれば、それは選手やスタッフたちには大きなネガティブサインになる…とのこと。彼がゴリラポジションから指示を出すかどうかに関わらず、とにかくビンスが来るとネガティブだ、と考えているようです。
WWEを買収したエンデバー社はビンスをのクリエイティブの才能を高く評価しており、今後も彼の活躍に期待しています。一部では、ビンスの現場復帰は既定路線だと考えられていますが、先行きは不透明です。
(Fightful, Cultaholic)
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