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【AEW】エリック・ビショフ「AEWはWCWと同じ過ちを犯している。かつては『そんなことはしない』と言っていたのに…」

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かつてWCWを率いていたエリック・ビショフは、AEWに対して複雑な感情を抱いています。

一時は良好な関係を築いていた両者ですが、いろいろあって決裂。ビショフがAEWを批判することも珍しくありません。AEWとWCWは共通点が多いとされ、何かと比較されてきました。先人として、ビショフには言いたいことがあるのでしょう。

先日、AEWは6月から新番組Collisionの放送を開始することを発表しました。巨大なロースターに対して週のテレビ放送時間が短いことから、スポットライトを浴びられないレスラーが多かった…という問題は、この2時間番組の開始によってある程度解消されそうです。しかし、ビショフにとって、Collisionの放送開始は「WCWと同じ過ち」に見えているようです。自身のPodcast番組の中で、彼は次のように語りました。

「トニー・カーン(AEW社長)は、AEWが旗揚げしてから間もない頃に、「我々はWCWと同じ過ちを犯すつもりはない」と言っていたんだよ。これまでにトニーがしでかしてきた、そして今も続いている過ちをつらつらと紹介するつもりはない。その多くは、俺が犯した過ちに似ているんだ。AEWはWCWと同じ過ちを繰り返しているんだよ。

もし俺がトニーで、AEWというブランドの長期的な存続を考えているなら……Collisionは彼が犯した最新の過ちだ。もし、トニーがターナー(テッド・ターナー。WCWを買収した大物メディア業界人で、WCW&AEWの番組放送に関与したテレビ局TBS&TNTの設立者)に対して新番組の開始をプッシュするなら、俺はターナーを説得するために全力を尽くすだろう。トニーの判断には疑問が残るね。なぜって、新番組を始めるために必要なリソースが彼にないのは明らかだからだ。

1998年、WCWは高まる団体人気を背景に「WCW Thunder」の放送を開始しました。しかし、ビショフはこの番組の開始を「過ち」だったと考えており、一時はWWEを上回るほどの勢いがあったWCWにとって、Thunderは重荷になってしまい、「WCWの終わりの始まり」になったとコメントしています。

俺はああいう経験をした。トニーがあの過ちを繰り返さないことを願っていたんだ。

番組コンテンツの追加は労力がかかりますし、クリエイティブを考えるのも大変になります。ビショフは、DynamiteとRampageに加えてCollisionの放送が始まることで、団体内部のあらゆるリソースが不足してしまうことを懸念しているのでしょう。今はROHもありますしね。

(Wrestling Inc)

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