プロレス界に裏切りと再会はつきものです。
AEW移籍後のケニー・オメガをマネージャー的な役割で支えてきたドン・キャリスがケニーを裏切ったことは大きな話題になりました。キャリスの不穏な動きが続く中、ついに決裂に至った2人。その後、ケニーとヤング・バックスはハングマン・ペイジとの友情を復活させましたが、ケニーにとって失ったものは大きいでしょう。
ジム・ロスとの対談の中で、キャリスはケニーへの裏切りを語りました。
ケニー・オメガは家族より友達を選んだ。ヤングバックス、そして今はハングマン・ペイジだ。私はヤング・バックスとの付き合いを望んだことはない。あの子たちに恨みはないよ、いい奴らたちなのはよく知られていることだしね。
問題は、彼らがケニーの足を引っ張ること。アインシュタインみたいな子と、ただ楽しみたいだけの奴らのトリオだ…。俺がThe Eliteと行動を共にするようにしたときに思ったのは、「ケニーはずっと働いているわけにはいかない。彼には、俺以外に彼を幸せにできる誰かが必要だ」ということ。バックスがダニのような存在なのは問題だよ。
毒のある関係には、極端な手段が必要な場合がある。もし俺がケニーの顔をひっぱたいたとしても、彼はまた俺のところに戻ってきて、俺の知性を吸い取ろうとし、感情的な言葉で俺を引きずり出そうとしただろう。
俺は、彼のため、そして家族のために、何かをしなければならなかった。もう戻れないようなことをしなければならなかったんだ。
(Fightful)
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