新設されたWWE世界ヘビー級王座の初代チャンピオンとなったセス・ロリンズ。
彼は2010年代以降のWWEに欠かせないスターの1人で、常に多くの話題を振りまいてきました。現在のキャラクターもすっかり浸透し、彼が世界ヘビー級王座の初代チャンピオンになることに異論を唱える人はほとんどいないでしょう。
その活躍ぶりについて、レジェンドレスラーのミック・フォーリーは「全盛期のエッジを思い出させる」と考えているようです。自身のPodcast番組の中で、彼はセスについて次のように語りました。
我々は、セスが驚異的なレスラーであることを当然のこととして受け止めてきた。去年の段階では、彼は俺にとってのトップ5に入るかどうか微妙なところだったんだけど、彼のキャラクターはゆっくりとした構築の途中だったんだよな。「あれはプロレス界で最も恥ずかしいものだ」と言っている人たちもいたけど、俺は「彼は何かを掴み、努力している。歯を食いしばってやっているんだ」と思っていた。
彼が進化して、エッジのキャラクター性がピークに達していた時のことを思い出させるような、何にでも食らいついて力強くやっていくのを見るのはとても楽しいことだった。それがどんなにくだらないことでも構わないんだ。くだらなくたって、彼はそれを最大限に活用しようとした。
最初の頃は「セス・ロリンズはちょっとバカバカしいな」と思ったけど、彼はそれを信じてやり続けた。俺は以前ほどプロレスを見ているわけじゃないけど、彼がリング上での才能とキャラクターが最高に融合した地点にいることはわかるよ。
(Fightful)
あわせて読みたい
【WWE】セス・ロリンズが新設された世界ヘビー級王座の存在意義を語る。「チャンピオンにふさわしい人、なれる人はたくさんいる」
2023年、WWEは世界ヘビー級王座を新設しました。 その背景には、ローマン・レインズの統一王座保持期間が超長期化したことがあります。彼が所属していない方の番組、つまりRAWにも世...
アレックス・シェリーがインパクト・レスリングとの契約を決めた理由を語る。「医療分野の道もあるが…思ってる以上に優秀なレスラーだと気付いた」
インディシーンの人気レスラー、アレックス・シェリーは独特のキャリアを歩んできました。 クリス・セイビンとのタッグチーム「モーターシティ・マシンガンズ」は21世紀のプロレス界を代表す...