【WWE】セス・ロリンズが新設された世界ヘビー級王座の存在意義を語る。「チャンピオンにふさわしい人、なれる人はたくさんいる」

2023年、WWEは世界ヘビー級王座を新設しました。

その背景には、ローマン・レインズの統一王座保持期間が超長期化したことがあります。彼が所属していない方の番組、つまりRAWにも世界タイトルがあるべきだ、というHHHの判断で導入されたこのタイトルは、こうした経緯から「統一王座よりも価値が劣る」と評価されてしまうかもしれません。

【WWE】AJスタイルズが「新設される世界ヘビー級王座は『2番手なのか』」を語る。「ローマン・レインズがいる以上…」

WWEは世界ヘビー級王座を新設し、その初代チャンピオンの座は5月のサウジアラビア大会Night of Chamionsで争われます。試合に挑むのは、RAW代表のセス・ロリンズとS...

初代チャンピオンとなったセス・ロリンズは、最新のインタビューの中で「世界ヘビー級王座はWWEにとって何を意味するのか」という話題について、次のように語りました。

チャンピオンにふさわしい人、なれる人がたくさんいるからこそ、このタイトルが存在するんだ。ロースターの層が薄かったら、物事はうまく行かないだろうし、話は変わってくる。あまり試合をしなかったり、ライブイベントに出ないチャンピオンが1人いるだけでもいいのかもしれないけど、そうじゃないよね。会場のチケットはあちこちで完売が続いている。サウジアラビア、フランス、メキシコシティとね。男子戦線のレベルを表現するために、男子の世界ヘビー級チャンピオンが必要なんだ。

俺たちは、このタイトルをプロレス界のどのタイトルにも負けないような存在にしていくための努力を惜しまないつもりだ。「そんな必要はない」なんて甘いことを考えたりはしないよ。努力は必要だ。俺が望んでいるのは、ロースター、選手たち、クルーが、このタイトルを大きなものにするために時間を費やすことだね。