現地6月17日から放送が始まる新番組Collision。
番組はCMパンクを中心に構成されていくと報じられており、初回放送のメインイベントで彼はFTR(ダックス・ハーウッド & キャッシュ・ウィーラー)とトリオを組んでBullet Club Gold(ジェイ・ホワイト & ジュース・ロビンソン)&サモア・ジョー組と対戦します。
パンクの復帰についてはAEWの内外で様々な意見があり、賛否両論が極端に分かれている印象です。彼が一時的に姿を消す大きな要因になったのは「記者会見でのコルト・カバナ & The Eliteへの暴言」「The Eliteとの大喧嘩」「負傷」の3つですが、記者会見での暴言に憤っていたAEWレスラーたちも、あの頃よりはクールダウンしたものの、憤りがなくなったわけではないとされています。
ベテランレスラーのビリー・ガンはSportskeedaによるインタビューの中で、パンクの復帰はポジティブなものだと考えていることを明かしました。
というのも、舞台裏で何が起きていようとも、彼は今もやれる。スターだし、注目を集める力を持っている。俺たちの助けになるだろう。助けてくれる人がいるのに、嫌だなんて言えるか?
俺は、みんなが言うほど「パンクは有害な奴だ」とは思わないよ。俺は年寄りだし、そういうことはもうどうでもいい。気にするのは、彼が団体のために何ができるのか、AEWのレスラーたちのために何ができるか、ということ。彼は今でもその点において非常に優れた存在だ。
誰にでも、少し暗い道を踏み外す日はあるものだ。俺は直接何かを見たわけじゃないし、噂話が好きなわけじゃないから、聞いたことを元に話すようなこともしない。
普通に考えれば、パンクの復帰は良いことだ。彼は団体全体を助けるために復帰するわけだからね。Collisionに出演するレスラーたちの助けになる。1人の男が参戦することによってシカゴのユナイテッド・センターがチケット完売になるんだから、そりゃAEWとしても彼を引き止めたいだろうよ。
まあ、その人の個性というものを一旦脇に置く必要もあるんだ。俺はプロレス界で長い間仕事をしてきたけど、時には軽蔑する人と一緒になることもあった。それでも、一緒に仕事をしたよ。俺の仕事は、誰かを好きになったり嫌いになったりすることじゃないからね。リングに上がって最高の試合をし、団体のためにできる限りのベストを尽くすのが俺の仕事だ。
つるむつもりはない。一緒にメシを食いに行ったり、一緒にジムに行ったりとか、そんなこともないだろう。ただ、ビジネスについて、リングに上がるということについては、常にビジネスであるべきだ。与えられた時間、その瞬間にベストを尽くさなければならないんだよ。だから、パンクの復帰は良いことだと思う。本当にそう思う。気持ちはともかくとして。