【新日本プロレス】ロッキー・ロメロが「2016年にWWEが彼の獲得を狙っていた」ことを明かす。「CWCへの参加を強く望まれていた」

2016年、新日本プロレスからWWEへ多くのレスラーが移籍しました。

中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ。彼らの他にも、複数のレスラーがWWEから接触を受けていたり、移籍を考えていたことを明かしています。その中に、今となっては新日本の海外戦略に欠かせない存在であるロッキー・ロメロもいたようです。

出演したPodcast番組の中で、彼はWWEから「クルーザー級クラシック（CWC）」への参加を望まれていたことを明かしました。

彼らは俺がCWCに出ることを強く望んでいた。あの頃、俺は契約について考えなければならないタイミングを迎えていてね。交渉が必要な時期だったからこそ、WWEが強く興味を持ったんだ。

WWEは、CWCへの出場と、コーチとしての仕事をオファーしたかったらしい。もしコーチ職のオファーがなくて、CWCだけへの出場オファーだったとしたら、新日本との再契約にあたって、もう少しだけ考える時間があったかもしれないね。ただ、コーチのオファーがあったということは、WWEとしては俺に試合をあまりさせたくないんだろうと思ったし、CWCへの出場もあまりうまくいかないだろうな、と思ってさ。それで新日本と再契約したんだ。

この2年はこの業界でも最高の年だったと思うから、コーチ契約を受け入れなくてよかったと思ってるよ。

もし彼がWWEとの契約を決めていたら、2010年代後半から現在に至るまでの新日本はなかったでしょうね。