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【AEW】CMパンクがThe Eliteとの大喧嘩やハングマン・ペイジとの確執を語る。「自分を守ろうとしただけ。みんな『パンクはクソ』と言いたいんだろ」

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新番組Collisionの中心人物として復帰するCMパンク。

彼は2022年9月のPPV「ALL OUT」でのジョン・モクスリー戦で負傷し、終了後の記者会見でコルト・カバナやThe Elite(ケニー・オメガ & ヤング・バックス)に暴言を吐き、その後バックステージでケニーたちと大喧嘩したことで、表舞台から姿を消すことになりました。2021年夏にAEWへ入団してからALL OUTまでの間、彼についての様々な報道があり、常に賛否両論の的になっていました。

復帰を前に、彼は、ESPNによるインタビューでこれまでのAEWでの歩みについて語りました。

ブチギレ暴言記者会見について

かつては親友だったものの、いろいろあって関係がこじれてしまったカバナ。そして、パンクへの様々な報道がある中で「俺を守ろうとしなかった」団体上層部のケニー & バックスへの憤り。彼らへの思いが爆発し、暴言を吐いた記者会見について、彼は次のように振り返りました。

会見の後、(会見に同席していた)トニー・カーン社長に伝えたのは、「なあ、君をあんな立場にしてしまって本当に申し訳ない」という言葉だ。会見のことは謝るよ。あの映像を見た人たちは、めちゃくちゃイライラした男が喋ってるのを見たわけだしね。

彼や弁護士が初めて聞いたようなことばかりではなかったんだよ。ただ、俺は何かが起きることを望んでいたんだけど、起きなかった。正しいことをしたいなら、自分でやらなければならない。正しい方法でアプローチしたかっただけなんだよ。でも、テンションが高すぎた。マジでマジで怒ってたからね。また怪我しちゃったよ、っていう失望もあったし。完全に間違った方法でやってしまったと後悔するのは簡単だ。

ケニー & バックスとの大喧嘩について

バックステージで彼らが起こした大喧嘩は各方面に影響を与えました。主な関係者たちは出場停止処分となり、パンクとThe Eliteが保持していたタイトルは返上。ALL OUTの後で長期休暇を取る予定だったジョン・モクスリーが彼らの穴を埋めるためにかり出され、休暇はキャンセルになってしまいました。

パンクは、大喧嘩自体は大したことではないと考えているようです。

あの時に起きたことは大したものではないと思ってるんだ。ここ10ヶ月の間に、アイスホッケーだったりバスケだったり野球だったり、いろんなスポーツの裏側でああいうことが起き、カバーされ、翌日には消えている。

事態が悪化してしまったのは、俺が上腕三頭筋を負傷し、長期欠場してしまったせいだと思う。その間に、いろんな人が嘘八百を並べ立て、悪化してしまったんだ。

ハングマン・ペイジとの確執

2022年5月のPPV「Double or Nothing」でのタイトルマッチに向けて抗争していたペイジとパンク。この頃の2人は人間関係がかなり悪化しており、お互いを信用できない状態だったとされています。

現地5月25日に放送されたDynamiteでプロモを行った2人。パンクによれば、この時にペイジが語った内容は、2人の間で合意したラインから外れてしまったとのこと。出番の後でその理由を尋ねると、ペイジは「パンクがコルト・カバナをAEWから解雇させようとしたからだ」と答えたそうです。

この噂についても何度か報道があり、パンクやトニー・カーン社長が否定する一方、現場のレスラーたちは「カバナを解雇させようとした」という噂を信じているとされています。

そんなことがあって、Double or Nothingでのクソ試合をすることになったわけだ。あの時の俺は、最高のパフォーマンスをするということよりも、自分の身を守ろうということに集中していたから。目を光らせていたよ。ペイジから口にチョップを受けた時は、「OK、わざとか?歯が欠けたら請求書を送り付けてもいいのか?」って感じだった。

こんなんじゃダメだよ。この考えのせいで俺はダメになった。すべてが、本当に、本当に醜くなった。これがすべての始まりだ。あの件から1年以上経ったけど、未だに何もされちゃいねえ。

悪者のレッテルを貼られる

大喧嘩の後、パンクはケニー & バックスに連絡を取ろうとしたそうです。しかし、彼の弁護士から「連絡するな」と止められてしまったとのこと。こうした背景もあり、彼らの大喧嘩が番組のコンテンツとして昇華される可能性はないようです。

大喧嘩の後、パンクについてはネガティブな意見や報道が多かったのが実情です。しかし、彼はこのことに不服です。

泥沼の中でグルングルンと回ってる感じだよな。そんな事あっちゃいけないのに、軌道修正されてない。みんなが「パンクは嫌なヤツだ」と言いたいんだろう、ということは理解しているよ。まあ、俺は自分のことを守っているし、これからもそうするよ。

この件について、みんなと超大人なファッキン座談会を開くのは歓迎だ。そんな機会はまだないし、それは俺の努力不足のせいでもない。

(Wrestling Observer)

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