プロレス界屈指のマッチョマン、ブライアン・ケイジ。
2020年にAEWへ入団した彼のブッキングは安定せず、一時はAEWでの活動に不満を持っているとされていました。これまでに何度か契約満了のタイミングを迎えており、その度に「退団するのでは」と噂されてきましたが、毎回のように契約を延長しています。
AEWファンから彼に対する評価は人によって様々で、もっと胃ブッキングをしてくれる団体に移籍した方がいい、WWEの方が向いているといったネガティブな意見を持っている人もいます。実際、ケイジはAEWファンから彼への評価があまりよくないことを実感しているようです。
Podcast番組「Busted Open Radio」に出演した彼は、AEWのコアなファンについて、次のように語りました。
(AEWに限らず、プロレス界から過小評価されているように感じるか、という質問に対し)ある面では、そうかな。特にAEWのコアなファンは、さっき話題になった俺の特性のせいで、俺を少し憎んでいるんじゃないかと思うよ。
俺、WWEっぽいでしょ?だから、俺のアンチもいるんだ。「ブライアン・ケイジはAEWにふさわしくない、ムキムキすぎる、こんなことをする」なんて言ってさ。俺からしてみれば、どれもこれもポジティブなことだと思うんだけどね。彼らは、俺が間違った場所にいると感じているんじゃないかな。
俺は、自ら望んで今の俺のようになることができる。でも、彼らには無理だよね。だからそんなことを思うのかもしれない。俺みたいな人間ではなく、ダービー・アリンとか、自分の身体に似ていて、自分ごとのように感情移入できる人に執着したいんだろうよ。
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