プロレス界は競争の激しい世界で、少ないスターのポジションを巡って多くのレスラーたちが争っています。
団体によってロッカールームの雰囲気は様々。複数団体を渡り歩いているレスラーたちには、そのことが肌感覚でわかります。
AEWでDark Orderのメンバーとして活躍し、現在はインパクト・レスリングに所属するアラン・エンジェルスは、Podcast番組Busted Open Radioに出演した際、インパクトとAEWの雰囲気の違いについて、次のように語りました。
インパクトは、常に緊張感を持っていなければならないというような感じじゃないね。みんな歓迎してくれているし、仲間意識が大好きなんだよ。
AEWは…卵の殻の上を歩いているような感じ、というと悪く聞こえすぎちゃうかもしれないな。全体的に競争が激しいんだよ。どういう意味かわかるかな?AEWにいる人は、誰も怒らせたくないというか、あの人だけは怒らせちゃダメだ、というか…そういう感じになると思う。
でも、インパクトでは、そういう心配をする必要はないと思ってる。もちろん、誰のことも怒らせたくないよ。当たり前だよね。そんなことはしないし。でも、頭の片隅でそういう心配をする必要がないのは確かだ。
ベテランもレジェンドもたくさんいる環境ですし、若手は自然と緊張感を覚えてしまうのかもしれません。
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