AEWで長期に渡って抗争を繰り広げてきたThe Elite(ケニー・オメガ、ヤング・バックス、ハングマン・ペイジ)とBlackpool Combat Club(ジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソン、クラウディオ・カスタニョーリ、ウィーラー・ユウタ)。先日放送されたDynamiteでのBlood and Gutsマッチで、彼らの抗争は終結を迎えたようです。
Elite側に飯伏幸太、BCC側に竹下幸之介とPACが参加した5対5の血みどろ金網大乱闘は、竹下とPACがBCCへ愛想をつかして試合中に棄権したことにより、5対3の展開に。固い友情で結ばれているEliteは、最終的に傭兵を雇わざるを得なかったBCCに対して愛の力を見せつけて勝利。飯伏とケニーが再会し、飯伏と竹下が敵として向き合うというスリリングな試合を制しました。
試合後、ケニーはリング上でマイクを握り、ファンに向かってBCCとの抗争の終結を宣言しました。彼はBCCのメンバーに対するリスペクトを語り、この抗争から学んだことを素直に言葉にしました。
俺はラヴァーであって、ファイターではないんだ。もう誰も知らないかもしれないけど、俺はラヴァー。Blackpool Combat Clubとのライバル関係を通して学んだことが1つある。いざとなったら、君たちBCCはタフだということだ。君たちは、プロレスラーだけではなく、レスラーであるということの意味を教えてくれた。本当だよ。俺は血を流し、汗を流し、泣き、傷つき、一生癒えることのない傷を負った。でも、ある賢者が言ったんだ。「一日中でもやってられるぞ」ってね。
ここでライバル関係を終わらせたくないなら、続けてもいいよ。でも、俺たちを代表して言おう。Golden EliteはBCCを尊敬している。このビジネスを尊敬している。君たちが注いできた血を尊敬する。Blood and Gutsを見るためにチケットを買ってくれたファンを尊敬する。君たちBCCが望むなら、俺のキャリアが短くなってもいい。でも、BCCと握手をするのもいいな。水に流してやるよ。
ジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、汚いケツ(ウィーラー・ユウタ)のことを個人的に好きだろうが嫌いだろうが、俺はリスペクトしてるよ。ここに出ることができなかったブライアン・ダニエルソンのこともリスペクトしてる。AEWのために、プロレス界のために腕を骨折したブライアンを尊敬してるよ。
この後、ケニーは飯伏とヤング・バックスについても語っています。その内容は以下の記事でチェックしてください。