Dynamite最新回で行われたThe Golden EliteとBlackpool Combat Clubによる血みどろ金網大乱闘Blood and Gutsマッチ。Elite側のメンバーとして試合に参戦した飯伏幸太にとって、これは待望のAEWデビューマッチとなりました。
盟友ケニー・オメガが副社長を務めるAEWは、以前から飯伏の参戦を望んでいました。2019年に旗揚げしたAEWへの移籍ではなく新日本プロレスで頂点を目指すことを決めた飯伏はしっかりと結果を出してIWGP世界ヘビー級王座の初代チャンピオンとなるものの、2021年に試合中の怪我による長期離脱へ突入すると、AEW参戦はどうしても実現不可能な状況に。
2023年にようやく復帰を実現させた彼はクレイジーさを存分に発揮することのできるルールの試合でようやくAEWのリングに上がったのです。ボストンのファンも大歓声で彼を迎え入れ、ようやく実現したGolden Eliteとの復活、ケニー・オメガとの再会を喜びました。
試合後、ケニーはリング上でマイクを握り、会場の観客に向けてこの試合への思いや飯伏の今後について次のように語りました。
24時間以上も飛行機を乗り継いでここに来てくれた飯伏幸太をリスペクトする。俺にはできないよ。だから、その努力を無駄にするわけにはいかない。もしBCCがまだ続けたいというのなら、俺を助けてくれ、神様…。やってやるよ。でも、やるとしても、俺はBCCのメンバー一人ひとりに新たな敬意を払いながら戦うかな。でも、今回だけは握手だ。一度だけ、リスペクトの証として。俺は本当に心の底からBCCのみんなをリスペクトしているからね。
正直に言うと、こんなシーンがまた起こるとは思ってないんだ。でも、ひとつだけ思うのは、またこのAEWのリングで飯伏幸太というレスラーと会えるだろう、ということ。そして、俺が現役のプロレスラーである限り、ヤング・バックスが行くところにならどこへでも行くつまりだ、ということだ。
最後の入場者は、ゴールデンスター、飯伏幸太。#AEWDynamite #BLOODANDGUTS@youngbucks | @KennyOmegamanX | @ibushi_kota | @JonMoxley | @ClaudioCSRO | @BASTARDPAC | @WheelerYuta | @Takesoup #AEW pic.twitter.com/u40ldK6SfZ
— AEW ジャパン (@AEW_jp) July 20, 2023