プロレスは虚実入り乱れた世界。リング上や番組で語られるストーリーが、レスラーたちの実生活や人間関係、事件に基づいていることも少なくありません。
WWEスーパースターのベッキー・リンチは、最新のインタビューで「現実とケーフェイ」の微妙なバランスについて語りました。ケーフェイはいわゆる業界用語で、ここでは「台本に書かれた出来事を現実のように描くこと」という意味で使われています。
ファンのみんなは、私たちがやっていることを信じたい。プロレスラーはみんなに感情的な引っ掛かりを感じてほしいんだ。良いストーリーには真実の層があって、それが何層にも重なってるんだよね。よくあることだよ。
私たちはバックステージで手を繋いでお歌を歌ってるわけじゃないし、もしそうだとしたら、お互いに正直な気持ちでやってるわけじゃないだろうね。
彼女は、プロレスサイトが伝える噂やバックステージで起きていることを知ることによって、ストーリーテリングの体験を高めることができる、と主張しています。
リンチはレジェンドレスラーのトリッシュ・ストラタスと抗争中で、2人の試合がSummerSlamで行われると推測されていました。しかし、WWEはこれを断念。現地8月14日放送のRAWで再戦が予定されています。
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