団体の顔として誰もが認める存在に成長したローマン・レインズと、若手ヒールとして大活躍中のドミニク・ミステリオ。
どんなスターも、ファンから評価を得られない時期はあるものです。2人も、ファンからなかなか支持されない時期があり、特にレインズはそれが長く続きました。
プロレス団体がスターを育成するにあたって、どのような方針を取るのかは個性が出るところ。WWEの場合、「忍耐」が身を結び、大きな成果を上げることがあります。。
新体制のWWEで代表取締役を務めるニック・カーンは、レインズとドミニクの育成に、ビンス・マクマホン&HHHのスター育成方針が表れていると考えています。
俺がWWEへやって来た2020年の頃…新型コロナウイルスのパンデミックがピークに達していた時、ドミニクはレイ・ミステリオの息子に過ぎなかった。好青年だったけど、パフォーマーとしてうまくいっていたわけじゃない。
ビンスとHHHが選手たちに示す「忍耐」は、例えばローマン・レインズの時に見られた。ファンが彼をモンスターベビーフェイスとして受け入れていなかった時だ。
パンデミックの最中にすべてが起きたんだ。戻ってきたら彼はヒールターンして、爆発が起きた!ローマン・レインズが飛び立ったんだ。
ドミニクの場合、「ねえ、俺はレイ・ミステリオの良き息子だよ」って感じだったけど、そこから抜け出せなかった。そして、彼をヒールターンしたら…素晴らしい!
誰かにマイクで「自分自身の最高のバージョン」であるチャンスを本当に与えること、うまくいくと思うものに固執することは、良い計画なんだろうと思うよ。
ニックは、忍耐が身を結んだ例として、彼らの他にウーソズとLAナイトの名前を挙げました。
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