若き天才ルチャドール、エル・イホ・デル・ビキンゴ。
まだ26歳ながらキャリア10年目の彼の超人的なムーブは世界中のプロレスファンを大いに湧かせており、先日はGCW日本公演にあわせて来日し、後楽園ホールのリングに上がりました。
彼がファンを湧かせる才能を持っていることは間違いありません。しかし、超人的なムーブは身体へのダメージも大きく、そのことを心配している業界人もいます。WWEでトップスターとして活躍するレイ・ミステリオもその1人です。
最新のインタビューの中で、彼はビキンゴへの称賛と心配を語りました。
彼は非常に優れている。以前、彼が膝を負傷していた時に、彼が治療できるようにと思って、いろんな人を介して彼とコンタクトを取ったことがあるんだ。
俺が言いたかったことはこうだ。
「俺にも同じことが起きた。みんな、俺に『スピードを落とすように』と言ってきた。もちろん、リスペクトを込めて『ありがとう、はい、そうします』と言ったけど、馬の耳に念仏ってやつで、無視してた。
怪我や手術を経験するようになると、みんなが言うからではなく、自分からスピードを落とすようになる。そうする必要があるからだ。そして、以前のように身体を危険にさらすことはできなくなるよ」
そういうことを彼に伝えた。ちょっとペースを落とすだけでも、まだ素晴らしい選手でいられるよ、と言ったよ。インパクトを与えたい瞬間を選んで行動してくれ、って。毎晩のようにそういうことをする必要はないんだ。なぜなら、ファンは既にエル・イホ・デル・ビキンゴが誰なのかを知っているから。
俺のように…つまり、痛い目に遭って学ぶ必要がないように、彼がそのアドバイスを受け入れてくれることを願っているよ。
あわせて読みたい
【WWE】コフィ・キングストンが母国ガーナで図書館&デジタルセンターを設立。「このために何年も費やしてきた。本当にありがとう!」
ガーナ出身で、1歳の時にアメリカへやってきたコフィ・キングストン。 母国で過ごした時間はわずかですか、彼はガーナをより良くし、子供に教育の機会を与えるために精力的に活動しています。...
【AEW】クリス・ジェリコが2018年のケニー・オメガ戦を振り返る。「ビンス・マクマホンに相談したよ。新日本プロレスの存在でキャリアの選択肢が広まった」
2018年1月4日、東京ドームでクリス・ジェリコとケニー・オメガが激しい戦いを繰り広げました。 新日本プロレスのリングで行われたこの試合は後のプロレス界に大きな影響を与え、2019...