プロレスの歴史に名を残すレジェンドレスラー、リック・フレアー。現在の彼について、誰もが肯定的に考えているわけではありません。
プロレス界の闇を題材にするドキュメンタリー番組「Dark Side of the Ring」が2021年に放送したエピソードで、フレアーを含むWWEのスター選手たちがフライト中に問題行為を起こした「Plane Ride From Hell」事件(2002)が扱われた後、フレアーは多くの批判に晒されました。彼がキャビンアテンダントに対して性的虐待を働き、被害者が心にトラウマを負ったことが明かされたからです。
この件についてフレアーを養護したトミー・ドリーマーが謝罪に追い込まれたり、フレアーが出演していた広告キャンペーンが中止になるなど、様々な影響が出ました。
先日AEWとの2年契約に合意したフレアーは、Rampageの収録で「18歳から28歳の、ボーイフレンドや夫がいない皆さん。俺のホテルの部屋で会おう」と発言。SNS上で炎上騒ぎになりました。キャリアを通して複数の性的トラブルが取り沙汰されてきた彼がこのような発言をしたことは、彼のAEW入団を懸念してきたファンたちにとっては「それ見たことか」という出来事だったかもしれません。
現地12月1日、フレアーはXで批判に対する意見を表明しました。
こんな量の否定的な意見を見聞きするのはうんざりだ!俺はもう働く必要なんてない。金は十分に稼いできた。
友人のスティングと共に歩み、彼が引退するまでの数カ月間を憎しみなしに楽しむことはできないんだろうか?
俺は歳をとったけど、それでも人生を楽しむことはできる!何をしたっていい権利を持ってるんだ。自分が望む場所にいる!
トニー・カーン社長には感謝しているが、もし俺が彼や彼の団体を辱めるなら、喜んで立ち去ろう。言えるのはこれだけだ。申し訳ありません!
I Am So Tired Of Hearing All This Negativity! I Don’t Need To Work, And I Don’t Need The Money. Can’t I Simply Enjoy Being By My Dear Friend @Sting’s Side For The Next Few Months Without So Much Hatred? I Know I’m Old, But That Doesn’t Mean I Can’t Enjoy Life! I Have Earned The… pic.twitter.com/GK49HoSeEC
— Ric Flair® (@RicFlairNatrBoy) November 30, 2023