2014年にWWEを退団したCMパンク。退団以降一度もプロレスの試合に出場していません。しかし、ファンからは復帰を待ち望まれ続けています。また、AEW社長のトニー・カーンが新団体立ち上げの構想を温めていた時、The Eliteよりもパンクの方が優先度が高かったと報じられています。
結局、カーンはパンクを手に入れることはできませんでした。しかし、これまでのAEWの興行に彼が登場するという噂や願望は絶えることがありませんでした。当日、彼の登場を期待していたファンは毎回のように裏切られています。パンクは自分のスケジュールに従ってコメンテーターなどの仕事をこなしているだけなのに、ファンが勝手に期待し勝手に失望しているという状態です。
そんな中、AEWが8月31日に開催するPPV”ALL OUT”にパンクが出場するのではないかという噂が相変わらず流れています。同日、近隣会場で開催されるファンイベント”Starrcast III”にパンクが参加することがファンの妄想を掻き立てているのです。彼自身はインタビューで出場を否定しているものの、プロレスは何が起こるかわからない世界なので、いくら否定しても意味がない状態です。
“Starrcast III”のプロモーターを務めるコンラッド・トンプソンは、パンクのALL OUT出演について次のようにコメントしています。
噂することは止めないよ。ミート・アンド・グリートで彼と握手をするファンがみんなそのことについて質問するのは間違いない。誰もがパンクのことを懐かしみ、彼のペルソナに共感しているんだ。そして同時に、ただの思い出であってほしくないんだよね。新しいものが見たいんだ。
いろんな憶測があるから、ひとつ明確にしておきたい。彼をブッキングしたのは「便乗」を意図したからではない。私はAEWを介してパンクをブッキングしたわけじゃない。パンクはALL OUTに出ないだろう。期待している人は失望するよ。
もしパンクがALL OUTに姿を現せば、世界中で話題になるでしょう。しかし、本人が望んでいない以上、ありえない話です。でも、ネバー・セイ・ネバーだからなあ……。