元WWEスーパースターのCMパンク。2014年にWWEを退団後はUFCと契約し、MMAファイターに転向しました。しかし、結局2度しか試合をすることがないまま2018年に契約を終え、その後はNetflixの番組「アルティメット・ビーストマスター」3シーズンの司会やMMAイベントでの仕事など、プロレスとは遠い分野で活動しています。
今年の4月にサイラス・ヤングの団体でプロレス界にカムバックしたパンク。彼には常にAEW入団の噂がつきまとっています。AEW社長のトニ・カーンはThe Eliteよりも先にパンクと仕事をしたがっていたという報道や、Eliteメンバーとの友好関係、AEWの前身となった伝説の興行”ALL IN”にも出場の噂があったこと……。ファンが噂するのは仕方がないのかもしれません。妄想をふくらませる素材が揃いすぎているのですから。
パンク自身はTwitterでこの手の噂について否定し続けてきました。最近、ESPNのインタビューではAEWからのオファーの方法を批判。これを受けて、Codyは「パンクがWWEに戻っても驚かない」とコメントしました。プロレス的には、何が起きても不思議ではない状態です。
ところが、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、
「おっ、これはワークだな」とみんな思ってる。でも、これは本当の話だよ。彼はプロレスをしたがっていないんだ。する必要もない。彼が”Starrcast”(ALL OUTと同じシカゴで同時期に開催されるイベント)に参加することが発表された時、いろんな憶測が飛び交った。でも、パンクは、AEWのスタッフが俺の名前を使って煽り立ててるんだと言っていたんだ。
メルツァーはAEWの情報に誰よりも詳しい男ですが、彼を意図的に使ったストーリーをAEWが作る、とはちょっと……うーん、どうなんでしょう。このコメントもまた、ファンの妄想をかきたてそうな気がします。
(Wrestling Observer, Cultaholic)