【WWE】セス・ロリンズ「CMパンクは『英雄に会うな。失望するから』の典型例だ」。俺からのリスペクトを勝ち取るには…」

WWE復帰後のCMパンクは、あらゆる面で団体に利益をもたらしています。

非常に注目度の高い彼は、視聴率もYouTubeの動画再生回数もよく稼ぎます。RAWの番組放送権をめぐる各メディアとの交渉で、彼は非常に大きな役割を果たしているようです。

グッズも売れ、バックステージで選手たちと楽しい時間を過ごしたり、アドバイスしたり…。かつて徹底的に批判してきた古巣に帰ってきた彼は、「ホーム」での時間を堪能しているようです。

しかし、世界ヘビー級王座チャンピオンのセス・ロリンズは、パンクに対して批判的な姿勢を崩しません。RAW最新回で放送されたインタビューの中で、彼はパンクがSurvivor Seriesでサプライズ復帰した時の心境や、「パンクがセスからリスペクトを得るために必要なことは何か」を語りました。

（Survivor Seriesでのパンクの復帰について）いろんな感情があったよ。怒りと失望……まあ、彼の復帰ははなんとなく分かっていたけどね。

実際に彼の入場曲を聞いた時には、まるで幽霊を見たような…本当に口をぶん殴りたい幽霊を見たような、少し信じられないような感じだった。

（パンクがセスからのリスペクトをるための方法は？という質問に対し）うーん、なんだろうね。こうなるまでにいろんなことがあった。この10年間、彼は俺からのリスペクトを得るどころか、逆のことをしてきただろ？

かつて、俺は彼のことをとても尊敬していた。いろいろな意味で彼を高く評価していたんだ。でも、俺にとって彼は「決して英雄に会ってはいけない、なぜなら必ず失望させられるから」の典型例だったな。

この10年は失望の連続だった。彼のことを知ってから20年になるけど、まさに激動の20年だよ。

彼が再び俺のリスペクトを得るためには、エベレストに登ってこいとは言わないけどさ、正直言ってエベレスト登頂なんかじゃ足りないよ。長い道のりになるんじゃないかな？もし、俺が彼を再びリスペクトするようなことになれば、だけどね。

2人が和解する可能性を示唆するような、良いインタビューですね。ちなみに、AEWのダービー・アリンは誰からも頼まれていないのにエベレスト登頂を目指しています。