2023年下半期のAEWで最も話題になった抗争の1つに、スワーブ・ストリックランドとハングマン・ペイジのライバル争いがあります。
PPV「Full Gear」での壮絶なテキサス・デスマッチに至るまでの抗争も見事でしたが、Full Gear決戦は世界中のファンを熱狂させる名勝負になりました。2人の相性は抜群で、レスラーとしての価値を高め合う素晴らしい抗争となりました。
最新のインタビューでペイジとの抗争を振り返った彼は、最終的に2人が鏡写しのような存在になった、俺があいつの魅力を引き出したんだ…と、抗争の充実ぶりと達成感について語りました。
すべての始まりは、2人でのプロモだった。俺は彼を徹底的に批判し、すべての弱点を見せつけた。ファンはAEWで彼を4年以上も見続けているが、彼のすべてを知っているわけじゃない。
「おい、知ってるか?俺は彼の弱点がわかるけど、誰も指摘してない。だから直接言ってやるよ。ステージや会場の何処かにいるお前に言うんじゃない。面と向かって言うんだ。何故なら、スワーブは臆病者じゃないからな」って感じだったよ。俺の存在は脅威になったわけだ。
俺たちは、まったく正反対なレスラーだった。あいつは星が付いた青いカウボーイシャツを着て、お団子みたいな髪型だっただろ?でも、2回目のプロモで彼が俺を批判した頃には、俺たちは少しだけ似た者同士になった。2人とも全身黒コーデで、あいつの髪型もお団子じゃなかったしな。
俺にしてみれば、あの抗争はこんな感じだ。「俺はお前からそういう感じを引き出したんだ。試合に勝とうが負けようが、悪者としては勝ちだね。俺が求めていたハングマンを手に入れた。あれこそがCowboy s**tだよ」
(Wrestling Inc)
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