ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)がRAW元旦大会に登場した後、WWEでは彼をめぐって様々な出来事が起きています。
1月、彼はWWEの親会社TKOの取締役に就任。報道によれば、彼はこのときの取引で「ザ・ロック」の商標権のほか、「レッスルマニアでローマン・レインズと対戦する権利」を得たとされています。
そこから現在に至るまでの経緯は複雑です。まず、Royal Rumbleでの男子ロイヤル・ランブル・マッチに勝利したコーディ・ローデスは、試合後にレインズへの挑戦を示唆。しかし、この試合中にCMパンクが負傷したこと、ビンス・マクマホンが性的虐待訴訟に突入すること、ブロック・レスナーがこの訴訟に巻き込まれたことにより、状況は一変。コーディはレッスルマニア40でのレインズとの対戦をロック様に譲りました。
しかし、このストーリーにファンは猛反発。SNS上で反対ムーブメントを起こし、番組では「Rocky Sucks!!」と大チャントを飛ばしました。そして昨日開催されたレッスルマニア40のキックオフイベントで、コーディはレインズとの挑戦を宣言。ロック様 VS レインズのドリームマッチは流れました。
キックオフイベントでコーディをビンタしたロック様に対し、コーディよりも先に食ってかかったのはセス・ロリンズでした。彼はロック様復帰後の状況について、明らかに嫌悪感を示しています。FOX Sportsによるインタビューで、彼はロック様について次のように語りました。
“i don’t give a shit if you’re on the board, you don’t get to do whatever you want.”
– Seth Rollins to The Rock at Yesterday’s #WrestleMania press conference. pic.twitter.com/ZShwP3MBbf
— ℕ✨ (@Snowwy_Pill__) February 9, 2024
権力を持つ人がその力を行使すると、こういう事が起こる。彼らは何でも好きなことをして、それで上手くいくと思っているんだろう。でも最悪だよ。他にどう言えばいいのかわからない。
結果として、コーディは望んでいたものを手に入れた。レッスルマニア40での世界ヘビー級王座の挑戦者について、俺も考えないとな。まあ、コーディが言った通りだよ。馬鹿げてる。俺にとって、かなり不快なことだ。
まあ、今になって戻ってきて、取締役に就任して…さっきも言ったけど、不快だね。いい事だとは思えない。何かをしなければならないと感じているよ。どうすべきなのかは、わからない。
キックオフイベントで、セスとロック様の間に火種ができたのは間違いありません。インタビューでここまで言っているわけですし、いずれ2人の抗争が世界を騒がせることもあるかもしれませんね。
(WrestlingNews.co)